SLEであること
2014年 03月 28日
4年前のSLE発病時と昨年と
2回3ヶ月の入院をしました。
SLEの方は皆さんだいたい
最初は動けない程体調が悪いけど、
投薬が始まると回復し、
入院生活の大半は元気にすごし、
もてあましているのではないでしょうか?
私もそうでした。
1回目の入院時はまだ治療が始まっていなかった為、
とても具合が悪く最初の1週間は
あまり動けませんでしたが、
残りの2ヶ月強はとっても元気でした。
2回目の入院時は、浮腫がすごかったものの
病気の抗体は落ち着いていたため、
動けない日は1日もなく、
入院当日も、大きなバックパックを担いで
まるで登山でもするような格好で病院へ向かったほどです。
贅沢かもしれませんが、
この、日常生活を送るほど元気ではないが、
動けないほどではないというこの病気は
実にもどかしい。
様々な闘病記にもありますが、
手術をし、悪いところをとるのではなく、
ひたすら薬を飲み続けとにかく時間がかかる。
退院してもすぐに日常生活には戻れないし、
入院から社会復帰までとにかく時間がかかります。
退院=完治
でもなければ
社会復帰=完治
でもない。
常についてまわるのです。
1つ前の書き込みで
「こんにちはSLE」というタイトルにしたのも
その言葉が自分の中でしっくりくるからです。
病気を持っている方でも
様々な捉え方、受け止め方があると思いますが、
きっと私は、死ぬまで
受け入れるという事は出来ないと思います。
良くも悪くも私のひとつの持ち物であり、
ひとつの人格であると捉えています。
今後考えが変わるかもしれませんが、
こう考えるに至った経緯はまた詳しく記載しようと思います。
by o2yuki-ikuy2o
| 2014-03-28 16:15
| 病気について