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全身性エリテマトーデス(SLE)について、入院体験談、人間関係など


by o2yuki-ikuy2o
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1人目、フリーズする医者 その2 主治医の管理責任問題

フリーズ先生は極力私に関わる頻度を少なくしているようでした。
でも、恩師の先生が色々教えてくれるし、それ以外の人も何かと教えてくれるから、
検査結果運び屋さんでいいか
くらいに思い、あまり考えないでいました。

1回目の入院は人生初めての入院だし、何をどの程度どうして良いかなんてよくわかりません。
よくテレビドラマとかにある、病院の公園とかに行って、花壇を眺めて小鳥がチュンチュン。。

なんていうのが入院生活のイメージです。

そうなんです、私は免疫抑制しているのにも関わらず、病棟から出ないでねとか誰にも何も言われなかったんです。だから当然そんな事知りません。

ある程度体力が回復した後は、
ふらふらお出かけ(といってもほとんど院内です)してあまりベッドにはいませんでした。
他の患者さんとの兼ね合いもそうだし、何より昼間ベッドでゴロゴロしてると、夜眠れなくなるからです。
それに急に入院してしまったので、仕事の軽い引き継ぎみたいな事とか、公的手続きとか、やらなければいけない事もあり、病室は電話NGなので、電話OKスポットとかに行って用足しをしたりしていました。

行動制限は病院や薬の量により様々ですが、
今考えたら明らかに病棟から出てはいけないに値する薬の量でした。
知ってたらちゃんとこそこそするのにって思います。

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そんなある日の事です。
入院してからすでに1ヶ月半くらい経っていました。

突然フリーズ先生が私のところにやってきて放った一言
『主治医の管理責任問題になるから、下(病棟以外)にあまり行かないで』

この言葉で、まじかよ!を通り越してしまったんです^^;
もともとああいえばこういう性格なので、この時は色々言いました。


私:「控えてと言われても、何の説明や制限の話もされてないし、必要な事をやってるだけなんですけど」
フ:『え?必要な事?(なんてあるの的な言い方)』

私:「今年末ですよね?年末調整はどうなるんだとか、普通なら窓口で出来る手続きとかも、電話や郵送でやらなきゃいかなかったり、銀行のATMだってここは地方銀行で提携銀行少なすぎて、おろせないんですけど?
それを控えろというのであれば、目安とかがないと控えようがないんですが?」
フ:「どうしたらいい?」

私:「私が聞いているんです」
フ:「・・・」

私:「例えば、トイレに行っている間に先生が来ますよね?その後ずっとベットに居て、その後お風呂に入っていてその間に先生が来たらまた会えないですよね?」
フ:「インフルエンザとか移っても困るし」

私:「私、外来の時間は外来のところ行ってませんよ?それに手洗いうがい、アルコール消毒もしてるし、マスクも病棟用とそれ以外でわけてるし、インフルエンザの心配するなら、このベッドに居る方が、湿度も低いです。(暇だから調べた結果)私がいつもいる所より、ベッドの上は環境的に悪条件ですよ?
¨その¨ベッドにどの位居ればいいんですか?時間ですか?頻度ですか?何をどうしたら主治医の管理責任問題にならないのか教えて下さい」
フ:「ベッドに来た時居ない事が多いから・・・」

私:「これ(入院中、お風呂中とか談話室に居ますとか自分がどこにいるかプレートを置いてました)じゃダメですか?」
フ:「いつ戻るかわからないから」

私:「じゃあいつベッドに居ればいいんですか?」
フ:「・・・・」

私:「じゃあ、何分くらいどこに何をしに行くか全部看護師さんに言いますよ!それでいいですか?」
フ:「・・・え?!」

私:「何分くらいどこに何をしに行くか知ってたら安心じゃないですか?」
フ:「・・・う〜ん・・・」

私:「じゃあ、ここ(ベッドの机)に今何してるか、紙にかいて全部記録に残します。」
フ:「そうだね・・」

私:「じゃあそうします。」

。。とこんな流れの話をし、24時間日報みたいなのを書きはじめました。
結局、事後報告とうか、役割としては、プレートと何ら変わらないのになあと思いました^^;
それに私が逆の立場だったら、口頭より紙で残ってるほうが、バツが悪くて嫌になると思います。

怒ったというより、今まで有耶無耶だった事をハッキリさせるべきだろうと思い色々話にならない話をしてしまったのですが、やっぱりハッキリしません。
私は、とりあえず、言いたい事言ってみたので、あんまり尾をひいていませんでしたが、フリーズ先生は完全に私との接し方を見失ってしまったようでした。

初めて24時間日報をフリーズ先生に見せた時、
先生そんなに目、大きかった?っていうくらい
目を丸く見開いて、無言で驚いてました^^;

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数日後、だいたいどこの病院でもある回診の時。

私のところにやって来た先生方のひとりが私のデータを見ながら
『この方(私)はパルスからはじめたんだよね?パルスってやる人とやらない人といるけど、この方は何を基準にパルス実施を判断したの?』
とフリーズ先生に聞いていたんですが、
なんと!!!
ここでもフリーズしてしまったんです^^;

パルスをやった時はフリーズ先生はいなくて、
診断を下した先生の判断でパルスをやったみたいなんですが、
それでも答えられないってどうなの?って
まじかよ!も白黒ハッキリさせる気も通りこして、
呆れてしまいました。


私もやめときゃいいのに
『病棟から出る頻度が高いと、主治医の管理責任問題になるのに、治療方針の判断基準を答えられないのは、主治医の管理責任問題にならないの?』
って冗談半分に言ってしまったんです^^;
本当にちょっと皮肉なジョークだったんです。
(今考えたら、どう考えても冗談の通じない人なのになんで言っちゃったんだろうって思います)

どうやらとどめを刺してしまったみたいで、
白目を向いて、退室してしまいました。

さすがに申し訳ないなと思ったので、後日ちゃんと謝りましたが、
やや半泣きでした。。

おいおい泣きたいのはこっちだよ。。
って思ったのですが、これ以上色々言うと本当に泣いてしまいそうだったので、
何も言いませんでした。

しかし、ここから、何故か力関係が逆転してしまったんですね。。


。。。。続く。。。。




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by o2yuki-ikuy2o | 2014-04-08 19:41 | 医療関係者との関係について