全身性エリテマトーデス(SLE)について、入院体験談、人間関係など


by o2yuki-ikuy2o
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1人目、フリーズする医者 その4 救世主おにっち!

『主治医の管理責任問題発言事件』より少し後、
血しぶきを浴びた白衣が年越しをする少し前の話です。

私はフリーズ先生と、最低限の関係構築すら出来ていなかった為、
何か聞きたいことがあれば恩師の先生に聞いていました。

恩師の先生は過激で熱血なので、鬼塚先生(おにっち)とします。

とはいっても、どんな先生だってとてもとても忙しい。
ましてや自分の受け持ちの患者でない患者の面倒なんて見る余裕はありません。

なので、私は自分で調べたり、看護師さん薬剤師さん色々な人に聞いてそれでもクリアにならない事、やはりここは医者でないとなんともならないという事についてだけ聞くように。
『なんかあったらいつでも聞いて』って言ってくれてたけど、
それに甘んじてほいほい聞いてしまう事はしないようにしていました。

この頃私が気になっていたのは、
入院前から出ていた淡白がステロイドパルス以降、ぴたっと止まり
その後の検査でも出ていなかったけど、
淡白っていうものは突如出始めるものなのか?
どんな事で出て来てしまうのか?
なんて事が気になってました。

私以外の人で、淡白が出ている患者さんは
なかなか淡白が止まらないという話を聞いたり見たり。
私に似たような経過の人もあまりいないし、
何より淡白が出てる出てないというのは、腎炎にとって結構大切な事なのに
ほとんど自覚症状がなくて、自分で判断出来ない。

そんな事を悶々と考えていて、色んな人に聞いてみたけど、
出てないならいいんじゃない?的な反応しか返ってこなくて、
でも、いいんじゃない=治ったよ
ってわけでもないからな。。。とやはりしっくりこない事ばかりでした。


やはりこれはおにっちに聞くしかない!
と思い、次にあったら絶対聞こうと決めていました。

そう決めてすぐに普段あまり来ない談話室に、ふらりと現れたおにっち。
すかさず何の前置きもなく
「先生!私、淡白がピタッと止まって、止まってるから、いいんじゃないってみんなに言われるけど、淡白出てなきゃ何がOKなの?」
と聞いてみました。

すると、
『しいて言えば真綿で首をしめるような・・・』
と言いかけて、
『腎生検の写真見た?』と聞かれ、見てない事を伝えると
何を思ったか、おにっちは私を強制連行したのです!!!


おにっち!一体どうしたんだ?!どこ行くの?!
と思いながら連行された先は、ナースステーション!
ナースステーションの奥にあるPCがずらりと並んだデスクの前に座らされました。

おにっちの勢いと、突然私を連れて来た事で、ナースステーション内は静かにざわつきました。
しかも、その時ナースステーション内には、フリーズ先生がいて、横目で一連の出来事を見ているのを私も視界の隅で捉えていました。
(でもフリーズ先生はスルーこっちもスルー)


そこで、おにっちはPCを開き、
まず、私の腎生検の写真を4枚見せてくれました。
それから紙に空豆のような腎臓の絵と、さらに腎臓の細胞の絵を書き、
私の腎生検の写真と比較して見せてくれて、違いを教えてくれました。
それから検査結果とも照らし合わせ、どういう経緯を辿ったか、
これからどういう経過になるのが望ましくて、どういう経過になると注意が必要かを教えてくれたのです!!

要するに、
すでに治療を開始してるから、今日出てなかった淡白が明日いきなりドバッとでる可能性は考えにくいけど、一度ダメになってしまった細胞はもとにはもどらない。
他の細胞は今大丈夫でも、今後ダメになったり型が変わったりする可能性もあるから注意が必要。
だから、週1回ペースで検査してれば今は見逃す心配は少ない。

という事を教えてくれました。

私がザッと聞いた質問で、ここまで汲み取って色々教えてくれて、勢いも加わり、
初めて心の底から納得しました。
もしかしたらそういう先生は沢山いるのかもしれないけど、
今までそこに全くたどり着けなくて、悶々としていた私はとても晴れ晴れしい気持ちになったのを今でも覚えています。
(この時書いてもらった紙は今でもお守りとして宝物箱に大切に保管してます)

この説明は過激な例え話を織り交ぜつつ、1時間くらいかかったのですが、
その間、おにっちは、とても大きな声で喋ってました。
もともと声の大きい人なのですが、心無しかいつもよりもボリュームをあげている感じ。

フリーズ先生に聞こえるようにして、共有の為だったのか、
こいつ(私)はこのくらい説明しないと大人しくならないんだよって言いたかったのか
それとも、手本?を見せているのか、真意はわかりませんが、
とにかく意図的に声を張り上げているようでした。
(単に熱血魂に火がついただけかもしれないですが^^;)


フリーズ先生との関係修復を図る一方で、開催されたおにっちの熱血教室!

これが私にある行動を起こさせるきっかけになったのです。


。。。続く。。。




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by o2yuki-ikuy2o | 2014-04-10 11:46 | 医療関係者との関係について